中国で1日、労働節(メーデー)の連休が始まった。今年は1~5日の5連休だ。遠出はしたくないが余暇を楽しみたい人々にとって、地方観光を選択する市民は少なくない。地方観光は、休み期間中にハイシーズンを迎えており、大連市からの観光客を引きつけている。

【2021/05/17】

 その中の一つ、金普新区の金石灘植物園は、花の香りがあふれ、まさに春らんまん。ポニー、クジャク、ウサギ、コールダック、マーモット…。約200匹の小動物と触れ合うことができるイベントには多くの観光客が参加した。

 また、大黒山では、花が海のように大地を覆いつくし、観光客でにぎわっている。ツツジやシャクナゲがあでやかに咲き、重なり合う山々の間から見える赤い大輪の花が人々を魅了している。大型連休の初日だけでも5千人が訪れた。

 蟻島では「留浪蟻島-蟻島海島遊・野生ナマコ狩りシーズン」が始まった。西中島、広鹿島、財神島、海洋島、大長山島、小長山島、獐子島などでも、釣りや潮干狩りを楽しむ市民や観光客が訪れた。

 復州古城景区の「城跡を楽しみ文物古跡を探る-第4回桃の節句文化ウィーク古跡巡りツアー」は城マニアな市民を楽しませた。

 発見王国(遊園地)に多くの観光客が訪れた様子