日本勢の活躍に沸いた北京冬季五輪が閉幕しました。新潟県勢は11人が出場しました。スノーボード男子ハーフパイプ・平野海祝選手(日大・新潟県村上市出身)はメダルには手が届きませんでしたが、度肝を抜くエアで強烈な印象を残してくれました。

 平野海祝選手のジャンプはどれほどの高さだったのでしょうか。

◆底からの高さは推定13メートル超

スノーボード男子ハーフパイプ決勝の1回目で高いエアを見せた平野海祝選手 

 宙に浮かぶ平野海祝選手から、ハーフパイプのへりまで、抜けた空の画面が続きます。ハーフパイプのへりからの高さは6メートル超と言われます。北京五輪のハーフパイプは、へりから底までが約7メートルでした。最高到達点から底までは13メートル超あることになります。すさまじい高さですね。

 新潟県出身のプロレスラー、ジャイアント馬場さんは身長が約2メートル10センチでした。つまり、ジャイアント馬場さん6人分よりもまだ高いことになります。

画像はイメージです

 手元にある500ミリリットル入りのペットボトルの高さを測ったら、23センチ弱ありました。仮に25センチとしても、50本以上分の高さです。

 空中でかっこよくポーズを決めたあとに、建物の4階くらいの高さ(1階分を3メートルとした場合)から下りていき、着地を決めた上で、また次のジャンプへて向かっていくことになります。想像するだけでめまいがします。