長岡市アーチェリー協会の練習風景。さまざまな年代の人が的に向かう=長岡市曲新町
長岡市アーチェリー協会の練習風景。さまざまな年代の人が的に向かう=長岡市曲新町

 新潟県長岡市で、アーチェリーの人気がじわりと広がっている。長岡市アーチェリー協会(鈴木信博理事長)ではここ数年、特に小中学生の登録会員が増え、全体で10人以下が珍しくなかった練習日に、常に30人近くが集まるようになった。子どもも大人も練習は一緒にする。協会は老若男女が楽しむ生涯スポーツとしての広がりに期待する。(長岡支社・石井英明)

 アーチェリーは、室内では18メートル、屋外は70メートル離れた的をめがけて矢を撃ち、得点を競う競技。和弓を使う弓道と違い、アルミ製やカーボン製の洋弓を使う。矢を安定して撃つ技術や、緊張感に打ち勝つ精神力が試されるスポーツだ。

 長岡協会は、主に市南部体育館の屋内施...

残り725文字(全文:1025文字)