自社の食育に関する取り組みから言葉の大切さを語った大津山厚さん=聖籠町蓮潟の聖籠中学校
自社の食育に関する取り組みから言葉の大切さを語った大津山厚さん=聖籠町蓮潟の聖籠中学校

 言葉を通して豊かな心を育むキャンペーン「ことばの学校」(新潟日報社主催)が10月30日、聖籠町の聖籠中学校で開かれた。キッコーマン執行役員の大津山厚さん(64)が「『おいしい記憶をつくりたい。』-企業の想いの明文化とコミュニケーションを含めたその実践-」と題し、2年生約150人に企業での経験を踏まえ、思いを言葉にして伝えることの大切さを語った。

 大津山さんは北海道出身で1984年にキッコーマンに入社。「おいしい記憶をつくりたい。」というスローガンのもと、食育の取り組みやレシピサイトなどの改善に携わり、消費者に寄り添う発信をしている。

 大津山さんは「企業の思いを明文化して表明し、具体的な取り組...

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