キャッチボールで調整する山田拓朗=エコスタ
キャッチボールで調整する山田拓朗=エコスタ

 今季から日本野球機構(NPB)の2軍戦に参加するオイシックス新潟アルビレックスBCは2月7日、ハードオフ・エコスタジアムで練習を行った。筑波大から入団した投手、山田拓朗は「自分の持っているものを最大限出して、NPBに行きたい」と調整段階から気合十分だ。

 神奈川県出身の本格派右腕で、大学では主に中継ぎを務めた。キャッチボールでは投げるたびに声を出す。持ち味の気迫のこもった投球が、練習からも垣間見える。

 昨年プロ志望届を提出したが、NPBの球団から声がかからなかった。「駄目だったら潔く諦めよう」とオイシックスのトライアウト(入団テスト)だけを受験。最速155キロの豪腕をアピールし、契約を勝ち取っ...

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