
横田めぐみさんの拉致現場周辺を視察する米国国務省北朝鮮人権問題担当特使のジュリー・ターナー氏(中央)=13日、新潟市中央区
米国国務省北朝鮮人権問題担当特使のジュリー・ターナー氏が2月13日、新潟市中央区を訪れ、1977年11月に北朝鮮に連れ去られた横田めぐみさん=失踪当時(13)=の拉致現場を視察した。ターナー氏は拉致被害者の家族に同情を示し、「国際社会がこの問題に対してアクションを起こすべきだ」と語った。
県によると、在日大使館以外で米国の政府関係者がめぐみさんの拉致現場を訪れるのは初めて。ターナー氏によると、視察は米国が拉致問題で日本と連帯していることを示すとともに、問題への理解を深めるためだという。
ターナー氏はめぐみさんの母校寄居中から友人と別れた交差点、自宅があった場所周辺を歩き、県警の担当者らから説...
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