
本番を間近に控え、稽古に励む市民有志=2月13日、新潟市江南区茅野山3
新潟市江南区で活動する市民演劇グループの公演が2月17、18の両日、江南区文化会館で開かれる。演じるのは大災害を乗り越える人々のストーリー。会場では能登半島地震の被災地支援の募金も行う。
「第6回江南区演劇祭」として実行委員会が主催。新潟市などの市民有志13人が演者やスタッフを担う。
上演するのは、劇作家・土田英生さん作の「橋を渡ったら泣け」。未曽有の災害に遭い、絶望を抱えながらも、明るく前向きに生きる人々の姿を描く。稽古が大詰めを迎えた2月13日、メンバーは本番と同じステージに立ち、喜びや怒りといった感情を迫真の演技で表現していた。
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