成年男子A10キロクラシカル 4位だった坂井冠太(専大)=上山市(写真映像部・渡辺善行)
成年男子A10キロクラシカル 4位だった坂井冠太(専大)=上山市(写真映像部・渡辺善行)
成年男子A10キロクラシカル 5位に入った羽吹唯人(エフエム雪国ク)=上山市
少年男子10キロクラシカル 5位だった春日喜行(十日町高)=上山市

 [冬季国スポ2024・スキー距離、2月22日]“恵みの雪”を味方に、快調なペースを刻んだ。成年男子A10キロクラシカルの坂井冠太(専大)は、4位入賞に「満足感が大きい」と笑みを浮かべた。

 雪不足が深刻だったが、前日の21日に待望の雪が降った。十日町高2年時のインターハイでは、前日に大雪が降ったコースで優勝するなど、柔らかな雪質と相性が良い。

 この日も「自分の滑りができた」。5キロを2周するコースで、2キロ地点までの上りは消耗を抑え、後半の下りは185センチの体格を生かして一気に加速するプランが、うまくはまった。

 今季は全日本選手権で総合2位に入るなど好調だ。夏場にローラースキーの練習頻度を増...

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