
限られたボランティアで大会を運営するため、バイクでは給水所を1カ所廃止する=2023年、佐渡市
9月1日に新潟県佐渡市で開催される「佐渡国際トライアスロン大会」のエントリーが始まった。近年ボランティア確保などに難航する中、今年はバイクの給水所を減らしたり、ランでは給水ボトルを携帯して走る仕様を推奨したりと、大会を維持させるために大幅な変更に踏み切った。主管する市スポーツ協会は「魅力を損なわず、人にも環境にも配慮した大会にしていきたい」としている。
大会は市などでつくる実行委員会主催で、36回目。国内最長コースのAタイプなどがあり、佐渡全島を舞台に、約2000人の「鉄人」たちが熱戦を繰り広げる。かつては3000人近い市民ボランティアが大会を支えていたが、新型ウイルス禍や猛暑の影響で昨年は...
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