ブロンズ像の冬囲いを外す公園の管理人ら=6日、上越市の高田城址公園
ブロンズ像の冬囲いを外す公園の管理人ら=6日、上越市の高田城址公園

 新潟県上越市本城町の高田城址(じょうし)公園で3月6日、冬囲いの取り外しが始まった。足元に雪が残る中、公園の管理人らが手際よく縄をほどき、囲いの竹を撤去。29日に開幕する観桜会に間に合うよう作業を進めていく。

 公園では雪の重みから守るため、サツキなどの樹木約5000本とブロンズ像26基を竹や木で囲っている。作業を始めた午前9時は小雨が降り、高田の気温は1・7度と息が白くなる寒さ。公園の管理人と市シルバー人材センターの計10人が雨具を着て縄を外し、次々と囲いを取り去った。

 公園管理人の宮﨑直樹さんによると、今季は少雪で樹木の枝が折れるなどの被害はほとんどなかった。「今年も無事に春を迎えられそう...

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