新潟県庁
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 新潟県教育委員会は3月7日、6日に実施した県内公立高校の一般入試で出題した「国語」の問題に誤りがあったと発表した。当該の問題(3点)は受験者全員を正解とする。県教委によると、県内公立高校の一般入試の出題ミスは、2005年に実施した数学以来で19年ぶり。

 誤りがあったのは、国語の〔二〕の(三)で、「まるで夢を見ているような気分だ」の「まるで」が修飾する文節を四つの選択肢から選ぶ問題。正解とした「ような」は付属語で、文節ではないため不適切だった。「いるような」を正解とするべきだったが、選択肢になかった。

 6日から7日にかけて、複数の校長らから県教委に指摘があった。新潟日報社も問題分析を依頼した能...

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