可搬式自動速度違反自動取り締まり装置を使った通学路での取り締まりの様子=新潟市中央区堀之内3
可搬式自動速度違反自動取り締まり装置を使った通学路での取り締まりの様子=新潟市中央区堀之内3

 新潟県警は、2023年3月から本格的に運用している「可搬式速度違反取り締まり装置 速度違反を感知すると自動でナンバーなどを撮影する装置。可搬式は違反車を停車させずに済むため、狭い道路でも取り締まりが可能なのが特徴。ページ下部に詳しい用語解説あり。」での取り締まりで、車の速度を抑える効果を検証した。調査した5地点の全てで、この装置を使った取り締まりから1週間がたっても、車の平均速度が取り締まり前より下がっていたことが分かった。県警は、装置が速度の抑制に一定の効果を上げたとし、全県での活用を進める。

 検証は...

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