橋上秀樹監督(左)とベンチ前に立つオイシックス新潟アルビレックスBCの池田拓史球団社長=3月16日、埼玉県戸田市
橋上秀樹監督(左)とベンチ前に立つオイシックス新潟アルビレックスBCの池田拓史球団社長=3月16日、埼玉県戸田市

 「いよいよ始まった」。今季から日本野球機構(NPB)の2軍戦に加わったオイシックス新潟アルビレックスBC。球団の池田拓史社長(42)は3月16日、埼玉県戸田市で行われたヤクルトとの開幕戦で、選手たちの全力プレーに目を細めた。

 NPBが2軍戦に参加する新球団の公募を決めたのが2023年4月。それから1年近く、参戦実現に向け、先頭に立って奔走してきた。

 昨季までのルートインBCリーグ時代から格段に増える選手数や遠征費、設備費…。事業規模の拡大が急務だった。韓国のプロ野球球団をヒントに構想を温めていた、球団名のネーミングライツ(命名権)の売却を実施。新規スポンサーも20社ほど増やした。

 新潟県南魚...

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