春の新潟市を走る「新潟ハーフマラソン」が3月20日、同市中央区のデンカビッグスワンスタジアムを発着するコースで開かれた。能登半島地震を受け、参加料の一部を被災地に寄付するため、定員枠を増設。当初の定員3000人を大きく上回る約4200人のランナーがエントリーし、冷たい雨をはねのけて田園地帯を駆け抜けた。

 新潟陸上競技協会が2017年から開催している。ことしはゲストランナーとして、男子マラソン東京五輪代表の服部勇馬選手(トヨタ自動車・新潟県十日町市出身)ら4選手が参加した。

 気温4度、小雨が降り続く悪天候の中、ランナーは力走。スタート地点や沿道には家族や職場の同僚らが集まり、「頑張れ」と声援を...

残り215文字(全文:515文字)