
名立川の冷水に打たれながら心身を清める参加者ら=3月20日、上越市名立区
無病息災を願い、川の水に打たれ心身を清める「みそぎ錬成会」が3月20日、新潟県上越市名立区の名立川で行われた。春分の日に合わせた恒例行事で、県内外から参加した10人が、冷たい雪解け水を浴び身を引き締めた。
みそぎ錬成会は名立区の有志らでつくる「赤野俣みそぎ会」が主催。1992年に始まり、月1回のペースで行っていたが高齢化のため約10年間休止した。2011年に復活し、毎年春分の日に開催している。今回は会のメンバーのほか、上越市桑取地区や東京、茨城県などから有志が集まった。
例年は落差20メートルある地元の天王滝で行われるが、少雪の影響で滝の水量が少なく、昨年に続き名立川で行った。神事の後、白い...
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