
男子100メートルバタフライ準決勝 全体の2位で決勝に進んだ水沼尚輝=東京アクアティクスセンター(長岡支社・新井田悠)
[競泳パリ五輪選考会・3月23日、東京アクアティクスセンター]決勝への伸びしろと、2度目の五輪切符への確かな手応えを感じ取った。男子100メートルバタフライの水沼尚輝(新潟医療福祉大職員)はただ一人、予選、準決勝とも51秒台をマーク。派遣標準記録の51秒43には届かなかったが「決勝につながるレースになった」と前を向いた。
予選は持ち味の後半に大きく伸び、前半の遅れを取り戻した。全体1位の51秒75は、ほぼ想定通りだった。
逆に準決勝は後半に伸びを欠いたものの、...
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