新潟県が個人情報149件を誤って公開　用地買収に関わる個人名などをホームページに掲載、委託業者がミス

　新潟県は４月３日、ホームページ（ＨＰ）に用地買収の相手方の氏名を含む個人情報や行政処分といった不利益な情報など、本来は公開しない情報計１４９件を掲載していたと発表した。県とシステムの委託業者以外の外部からの閲覧はなく、情報の流出はないとしている。

　誤って公開したのは、情報を検索する際の目録となる「ファイル基準表」。本来なら個人情報を伏せ字などで対応するが、委託業者の富士電機ＩＴソリューション（東京）のミスで非公開のデータを掲載した。内訳は個人の氏名が１１２件、企業・団体名が３７件。

　情報は３月２９日にＨＰに公開され、４月２日にＨＰを見た新潟県職員からの連絡で誤りが判明した。県は２日、公開を停...