新潟県佐渡市長選が4月7日告示され無投票に終わった一方、同じ日程で告示された市議選では定数21に対して3人超過の24人が立候補し、選挙戦に入った。人口減少や物価高の問題など島の課題が山積する中で、各候補者は舌戦を繰り広げた。14日に投票、即日開票される。

 立候補者の内訳は、現職16人、元職1人、新人7人。党派別では、日本維新の会1人、公明党1人、共産党2人、社民党1人、無所属19人。旧市町村別では、両津が7人で最多。金井、真野が各3人。佐和田、相川、羽茂、赤泊は各2人。畑野、小木、新穂は各1人だった。

 告示とともに市内各地では、候補者が出陣式を行った。激戦地の両津地区のある現職は、地元の神社...

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