
今後の活動方針などを話し合った「上越市パートナーシップ制度を広める会」のメンバーら=上越市土橋
新潟県上越市が2月に導入した「パートナーシップ宣誓制度」の知名度を上げようと、市内の市民団体関係者らが「制度を広める会」を立ち上げた。5月中旬には当事者らによる講演などを行う。制度を利用しやすい雰囲気づくりを進めたい考えだ。
制度は性的少数者のカップルを自治体独自に認定するもので、上越市では市営住宅への入居申し込みや住民票の続柄の表記などができる。市によると、導入後2組が制度を利用した。
「広める会」は、男女参画を目指す市民団体などを中心に結成され、昨年制度導入を市に求めて署名活動も行った「制度を求める会」が元になっている。制度はできたものの、まだ市民への周知が十分でないとして、3月に「広め...
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