市民に支持を呼びかける佐渡市議選の候補者=佐渡市内(画像の一部を加工しています)
市民に支持を呼びかける佐渡市議選の候補者=佐渡市内(画像の一部を加工しています)

 定数21に対し、3人超過の24人が立候補した新潟県佐渡市議選は、4月14日の投開票に向け最終盤に入った。市長選が無投票となったことで投票率の低下も予測される中、各候補は街宣など支持拡大に懸命だ。

 比較的好天に恵まれた終盤の4月11、12の両日、各候補は街頭演説などで「佐渡島(さど)の金山」の世界遺産登録を見据えた地域活性化や、人口減少対策の必要性を主張。既に無投票当選を決めた渡辺竜五市長らを応援弁士として招いた陣営があるほか、夜の個人演説会で支持を呼びかける候補もいる。

 ある新人は商店街での街頭演説で、自己紹介を済ませた後、集落の過疎化対策に取り組みたいと強調した。「地域のみなさんと一緒にな...

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