春の陽気に誘われて、新潟県内の桜が開花しました。平場から山間地へ駆け上がる県内各地の花便りをお届けします。
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新潟県佐渡市羽茂大崎の「法乗坊の種蒔（ま）き桜」は２０２２年、大枝数本が折れる損傷があった。かつての迫力は失われたが、有志らによる保全活動もあり、ことしもかれんに花を開かせた。
樹齢２５０年以上と伝わるエドヒガン。「種蒔き桜」の名前は、開花時期が農作業の目安になってきたことに由来するとされる。
保全活動への関心を高めるため、初めてのイベントが４月開かれた。近くでドーナツ店を営む男性（３５）も店頭で協力金を募る。「さまざまな人の力で守られていることを知ってほしい」と語った。
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