8畳ほどの六角凧の絵付けをする絵師たち=見附市今町1
8畳ほどの六角凧の絵付けをする絵師たち=見附市今町1

 6月1日から3日にかけて新潟県長岡市で開かれる「見附今町・長岡中之島大凧合戦」に向け、見附市今町1の大凧伝承館で凧の絵付けが進んでいる。真っ白な凧に、鮮やかな武者絵や美人画などが描かれ、次々と完成している。着々と準備が進み、関係者の気持ちも高まっている。

 大凧合戦は江戸時代から360年以上の伝統を誇り、県無形民俗文化財に指定されている。凧は企業や個人から依頼を受けて制作する。今年は今町と中之島合わせ、例年より多い約150枚を作る。

 4月25日は、絵師4人が床に広げた8畳ほどの六角凧に筆を走らせた。戦国武将の上杉謙信、タイ、企業のロゴといった絵柄が、鮮やかな色で描かれていった。絵師の韮澤正司さ...

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