
サメを刺し身やから揚げにしたグランドール四季亭のコース料理=見附市新町2
食用としてはなじみがなく、一般には出回らないサメを活用しようと、新潟県見附市新町2の料亭「グランドール四季亭」がゴールデンウイーク明けから、サメのコース料理の提供を始める。栄養価が高いとされるサメを広め、市の新たな名物にすることを目指している。
サメは底引き網漁などで網に掛かるが、収入につながらないため、海に放流している。新潟港の水産会社「ななみ」(新潟市中央区)によると、サメの生息域では1回の漁で150キロほど、多い時で400キロのサメが網に入ることがあるという。
サメはタンパク質やカルシウム、ビタミンDなどを豊富に含んでおり、鶏肉と白身魚の間のような食感で柔らかい。50年ほど前までは、新...
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