新潟商-北越 完投し10奪三振、5安打、1失点に抑えた北越の渡邉樹希=三条パール金属スタジアム
新潟商-北越 完投し10奪三振、5安打、1失点に抑えた北越の渡邉樹希=三条パール金属スタジアム
三条-県央工 1回県央工1死一、三塁、内山友貴が2点適時三塁打を放ち2-2=三条パール金属スタジアム

 [新潟商業1-4北越]一球一球に気迫がこもった。北越の先発渡邉樹希が公式戦初完投で、10奪三振5安打1失点。試合終了後はガッツポーズで勝利をかみしめた。

 「自分がこの試合をつくらないと」と気持ちを高めマウンドへ。4月に更新した最速139キロの直球と、切れのあるスライダーを駆使し、三振と凡打を量産。時折帽子が落ちるほどダイナミックに146球を投げ抜いた。

 次戦は帝京長岡。昨年王者の強敵だが、「練習に一生懸命取り組んでいるチームメイトの力を信じて、自分もしっかり守りたい」と臆せずに戦う。

◆県央工の内山友貴、猛攻皮切り同点打

 [三条3-9新潟県央工]4番が初回の猛攻の口火を切った。県央工は初回、内山友貴の同点打となる2点適時三塁打を...

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