2失点でこらえ、粘投した先発の牧野憲伸=エコスタ(写真映像部・菊池雪那)
2失点でこらえ、粘投した先発の牧野憲伸=エコスタ(写真映像部・菊池雪那)

 [新潟0-2日本ハム]先発の牧野憲伸が2失点でこらえ、日本ハム打線を相手に粘投を見せた。序盤こそ制球が乱れたが、「後半になるにつれ、立て直せた。試合の入りを修正していきたい」と前を向いた。

 初回、先頭打者を四球で出すなど不利なカウントが目立ち、苦しんだ。二回には内角に甘く入った直球を右翼スタンドへ運ばれ、2点を先制された。

 制球力の高さが売りの左腕だが、3月の春季教育リーグで日ハム打線に捕まり、本塁打を含んで5失点したことが脳裏にあった。「(以前打たれたことを)意識してしまい、腕が振れていなかった」と反省を口にする。

 しかし「2失点で六回まで投げられれば上出来」と切り替え、回を追うごとに調子...

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