
女子200メートル決勝 優勝した秋澤理沙(左・東京学館)。チームメートで4位に入った本田悠里と笑顔で写真撮影に応じる=デンカビッグスワン
[新潟県高校総体・5月24日]「走っていて、楽しかった」。再び全国の頂点を目指す道のりを、力強く踏み出した。秋澤理沙(東京学館)は、新潟県高校記録を20年ぶりに塗り替える圧巻の走りで女子200メートルを制覇。100メートル、400メートルリレーと合わせ三冠に輝き、けがからの完全復活を印象づけた。
中学2年の時に全国中学校体育大会の200メートルを制したホープ。しかし、翌年に右脚を痛め、リハビリをしても痛みが繰り返す苦しい時期が続いた。
高校1年だった昨年も不本意なレース続きだったが、秋の国体少年女子B100メートルで決勝に進み、7位入賞。復活の兆しは見えていた。
この日は...
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