帝京長岡-開志学園JSC 後半21分、帝京長岡のFW安野匠(中央)が頭でゴールを決め、3-0=新発田市五十公野公園陸上競技場(写真映像部・菊池雪那)
帝京長岡-開志学園JSC 後半21分、帝京長岡のFW安野匠(中央)が頭でゴールを決め、3-0=新発田市五十公野公園陸上競技場(写真映像部・菊池雪那)
帝京長岡-開志学園JSC 先制点を決め喜ぶ帝京長岡のMF遠藤琉晟=新発田市五十公野公園陸上競技場

 [新潟県高校総体・6月2日]3年連続の県制覇は、全国の頂点を目指す道のりの通過点に過ぎない。サッカー男子決勝は、帝京長岡が抜群の攻撃力を見せ、開志学園JSCに5-0で完勝。主将のDF山本圭晋は「全国で勝てるチームになりたい」と上だけを見た。

 強い雨がピッチをたたく悪条件。序盤はミスが目立ち攻めあぐねたが、ボールを浮かさずにグラウンダーで運ぶ意識をチームで共有すると、攻撃が機能し始めた。

 自陣でも寄せてくる相手の守備をものともせず、素早く前線にボールを送り、チャンスメークした。前半18分にDF遠藤琉晟が先制すると、2分後に2点目。後半も3点を追加し、守備陣も無失点に抑えた。

 今季から高校生年代...

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