
女子バレーボールで、13年ぶりの優勝を果たした新発田商の選手たち=小千谷市総合体育館
[新潟県高校総体・6月2日]バレーボール女子決勝は、新発田商がフルセットの末に長岡商に競り勝ち、13年ぶりの優勝となった。メンバーは全員が1、2年生の若いチーム。伊藤学監督は「失うものがない分、守りに入らなかった」と、チャレンジャー精神でたぐり寄せた勝利を喜んだ。
「気持ちの乱れや、声援の大きさにのまれた」と主将の澤結子。注目が集まる決勝の舞台に緊張し、ミスから相手に連続得点を許して、第1セットを落とした。
それでも「優勝するとかではなく、この舞台をとにかく楽しむことを意識した」とダブルエースの一人、伊藤萌は言う。5連覇中の長岡商を相手に臆することなく、もう一人のエース、渡邉百花と共に何度も...
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