女子団体を制した新潟の選手たち。左から並松春音、田村遥、細山凛乃、中島采芭、小林優月=新津地域学園
女子団体を制した新潟の選手たち。左から並松春音、田村遥、細山凛乃、中島采芭、小林優月=新津地域学園

 [新潟県高校総体・6月3日]信頼し合う仲間と射止めた結果に、うれし涙があふれた。女子団体は、尻上がりに調子を上げた新潟が3年ぶりに優勝。「みんなで全国に行けて本当にうれしい」。目を赤くした主将の並松春音の顔いっぱいに笑みが広がった。

 1人4射で5人の合計的中数を競う決勝トーナメント。1回戦は11中、準決勝は12中と的中数を伸ばし、チームにいい流れが生まれたと並松は振り返る。

 決勝は2射目までを終え...

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