[帝京長岡2ー0東京都市大塩尻]投打に活躍し初優勝をたぐり寄せた。帝京長岡の先発小林真大が投げては6回を無失点、打っては二回に先制の適時打を放った。「少しでも茨木(佑太)を楽にしたかった」。抑えに回ったエースへ、理想的な形でバトンを渡した。
持ち味の制球力で、与えた四死球はゼロ。低めに集めて打ち取り、6回を打者18人で抑えた。二塁に進まれたのは初回の先頭打者のみ。しかし、けん制でアウトにし自らピンチの芽をつんだ。けん制の練習だけで、多い日は約1時間を割いてきたことが実を結んだ。
ベンチ入り20人のうち、新潟県内出身者は2人。元プロ野球選手の芝草宇宙監督の指導を求め、甲子園やプロ野球の世界を目...
残り572文字(全文:872文字)