
6月19日に始まった新潟県展長岡展。入賞作品の鑑賞に大勢の来場者が訪れた=長岡市の県立近代美術館
第78回新潟県美術展覧会(県展・新潟日報社など主催)の長岡展が6月19日、新潟県長岡市の県立近代美術館で始まった。初日から多くの人が訪れ、個性豊かな受賞作品をじっくりと鑑賞していた。
日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道、写真の7部門の受賞作品など425点を展示。中越地域から入賞、入選した305点のほか、無鑑査の作品なども並べている。
地域の祭りを力強く描いた日本画や、水面の美しさを繊細な線で表現した版画など、多彩な作品がずらり。入賞者の表彰式も行われ、工芸の県展賞を2年連続で受賞した見附市の松永明さん(58)は「愚直に続けてきて本当に良かった。これからも精進して、より良い作品を作っていきた...
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