佐渡市役所
新潟県佐渡市が、空席となっている副市長に元文部科学省大臣官房審議官の鬼澤（きざわ）佳弘氏（６６）を起用する方針を固めたことが６月２０日、関係者の話で分かった。近く、開会中の市議会６月定例会に関連議案を提出する。
鬼澤氏は千葉県出身、東京大法学部卒。１９８２年、文部省に入省した。千葉県教育長、文科省大臣官房審議官などを歴任。日本スポーツ振興センター理事時代は、新国立競技場の建設問題に対応した。
２期目の渡辺竜五市長は、行財政改革の推進や職員教育の観点などから、副市長を中央官僚経験者らから起用することを模索していたもようだ。
副市長は元市職員の伊貝秀一氏（６９）が５月１３日の任期満了で退任した後...
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