［サッカーＪ１・アルビレックス新潟］パスで崩すスタイル随所に…先制も一押し足りず痛み分け　ＦＷ小見洋太「追加点取れる力付けたい」

前半、今季リーグ初先発の新潟のＧＫ阿部航斗がシュートをはじく＝６月２６日、Ｅピース

前半１２分、先制ゴールを決めた新潟のＦＷ谷口海斗（左から２人目）＝６月２６日、Ｅピース

前半１２分、ＦＷ谷口海斗の先制点を喜ぶ新潟＝６月２６日、Ｅピース

前半、ゴール前で守る新潟守備陣。ＧＫ阿部航斗とＤＦ稲村隼翔はリーグ戦初先発＝６月２６日、Ｅピース

前半２７分、広島に１－１の同点に追いつかれる＝６月２６日、Ｅピース

　［新潟１－１広島］パスをつないで相手を崩すスタイルは随所に出たが、もう一歩足りなかった。新潟は上位を争う広島と１点ずつを奪い合い、後半戦初戦は痛み分けとなった。限られた好機でも勝機はあっただけに、ＦＷ谷口海斗は「勝ちきるために勝負の際を詰めないと」と悔やんだ。

　開始早々から相手の圧力に苦しんだが、味方同士の距離感が近くなった前半１１分。後方からパスをつないでＦＷ小見洋太、ＭＦ松田詠太郎とコンビネーションで右サイドを攻略。最後は小見のクロスをＦＷ谷口海斗が仕留めた。

　６月に入り町田、鹿島と上位勢相手に、しぶとく勝ち点は積み上げられている。特にチームの生命線のビルドアップ（攻撃の組み立て）は、強...