新潟地検は7月5日、実母を何度も踏みつけたとして、傷害の罪で、新潟県三条市の無職の女(55)を起訴した。認否は明らかにしていない。

 起訴状などによると、女は2024年6月14日、自宅で実母=当時(82)=の両足や腰を足で何度も踏みつける暴行を加え、全治不詳の骨盤骨折や下肢中心の皮下血腫などの傷害を負わせたとしている。

 県警によると、女は実母と同居していた。女が14日に119番通報し、実母は三条市内の病院に搬送されたが、15日に出血性ショックで死亡した。県警は傷害致死の疑いも視野に捜査していた。

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