
帝京長岡-新発田南 8回を一人で投げきった新発田南の主戦小林佑=エコスタ
[新発田南 3-7 帝京長岡]5試合連続の完投。今大会、ノーシードながら公立の雄として注目された新発田南の主戦左腕、小林佑の夏が終わった。
ここまで全4試合524球を1人で投げ抜いてきた。疲れがないはずはないが、毎試合後「疲れは感じない」と言ってのけてきた。
準決勝も初回から自己最速141キロの直球でぐいぐい押した。順調な立ち上がりに見えたが、三回、相手打線につかまり、4連打で5失点。五回を終え、球数は100を超えた。
だが自慢のスタミナは健在だった。6点差の八回表、打席では左中間へ2点適時三塁打を放ち、その裏は三者連続三振で球場を沸かせた。敗れはしたが、最後まで球威を保ち、153球を投げき...
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