
ブルボン本社の玄関に飾られた代表のユニホームなどを紹介する東京五輪水球女子日本代表の小出未来さん=柏崎市
アスリートの活動を支える動きが少しずつ新潟県内の企業に広がっている。パリ五輪には水球男子代表の3選手やフェンシングの古俣聖(あきら)選手が県内企業の社員として参加。選手は雇用などのサポートにより安定した環境で競技ができ、企業にとってはブランド力向上につながる。県内関係者は「大企業でなくても身の丈にあった支援の形がある。地域のスポーツ振興になる」と話す。
水球男子代表にはブルボン(柏崎市)社員の棚村克行、新田一景(いっけい)、稲場悠介の3選手と、筈井(はずい)翔太コーチがパリ五輪に参加した。「代表決定を社内のイントラネットで伝えると、次々と『いいね』が付いた」と、ブルボンCSR企画室の小保方(...
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