競技に向き合う姿勢などを話す(左から)吉野公浩さん、筈井翔太さん、棚村克行さん、富澤慎さん=9月28日、柏崎市駅前2
競技に向き合う姿勢などを話す(左から)吉野公浩さん、筈井翔太さん、棚村克行さん、富澤慎さん=9月28日、柏崎市駅前2

 今夏のパリ五輪や全国高校野球選手権で活躍し、柏崎を盛り上げた地元ゆかりの選手と監督らが9月28、29日、新潟県柏崎市の市産業文化会館でトークセッションを繰り広げた。市民は「柏崎のレジェンド」たちの競技に向き合う真摯(しんし)な姿勢にうなずき、とっておきの裏話には笑いが巻き起こった。

 「オリンピック・甲子園報告会 柏崎からの挑戦」と銘打った会には、セーリング日本代表の富澤慎(まこと)選手(40)、水球日本代表の棚村克行選手(35)と筈井(はずい)翔太コーチ(37)、新潟産大付属高校野球部の吉野公浩監督(57)の4人が顔をそろえた。2日間合わせて約350人が会場に詰めかけた。

 吉野さんはノーシー...

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