お盆休みの帰省客らで混み合う佐渡汽船新潟港ターミナル=8月10日、新潟市中央区
お盆休みの帰省客らで混み合う佐渡汽船新潟港ターミナル=8月10日、新潟市中央区

 お盆休みをふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが8月10日、ピークを迎えた。「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産に登録されてから初のお盆。佐渡と本土を結ぶ佐渡汽船新潟港ターミナル(新潟市中央区)は登録を祝う横断幕が掲げられ、多くの帰省客や観光客でにぎわった。

 この日、佐渡汽船の新潟発両津行はジェットフォイル、カーフェリーともに予約で全便満席。10〜18日の予約状況は、小木-直江津を含む2航路合計で前年比17・5%増加した。担当者は「世界遺産登録の効果が出始めている」と話す。

 新潟港ターミナルは、スーツケースや釣りざおを手にした親子連れらで、乗船を待つ長蛇の列ができた。東京都から家族4人で帰...

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