新潟地裁
新潟地裁

 新潟県などで覚醒剤約6・5キロを密輸しようとしたとして、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われた横浜市磯子区の中国籍で運転手の被告(37)の裁判員裁判で、新潟地裁(小林謙介裁判長)は9月13日、懲役12年、罰金500万円(求刑懲役15年、罰金700万円)の判決を言い渡した。

 判決によると、被告は何者かと共謀し、営利目的で2022年12月と23年1月、米国とミャンマーから上越市などの集合住宅宛てに、航空小口急送貨物や国際スピード郵便で計約6・5キロの覚醒剤を輸入しようとした。

 ミャンマーからの密輸に関して、被告が共謀者らとの間で情報の伝達役を担うだけでなく、配送停止になった荷物の扱い...

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