[糸魚川1ー2新発田農]互いにエースが譲らず、タイブレークで決着が付いた。新発田農の遠山剣臣が糸魚川の山岸宥稀に投げ勝ち、「公立校同士で負けられなかった」と胸を張った。
九回までスコアボードにゼロが並ぶ投手戦。右腕で直球に威力があり「同じタイプで意識した」と遠山。延長では1点を先制されたが、焦らず2者連続三振で乗り切り、味方の逆転勝ちにつなげた。
1年から公式戦で投げてきた経験が冷静さにつながっている。試合終了後、山岸に「今までで一番楽しい試合だった。次も勝つよ」と伝えた。一戦必勝で北信越大会を目指す。
◆大勝の新潟明訓、1番髙橋隆太が打線をけん引
新潟明訓の1番髙橋隆太が三塁打を2本放ち、打線に火を付けた。「自分が打つとチームは勢いづ...
残り308文字(全文:608文字)