国会議事堂
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 石破内閣は10月3日、副大臣26人と政務官28人を決定した。新たに起用されたのは副大臣5人、政務官3人の計8人のみで、大半は岸田政権からの再任となった。うち自民党は副大臣2人のみ。派閥裏金事件の関係議員を登用できず、人選が困難だったとの事情がある。衆院選を控え、新任による失言やスキャンダルなどのリスクも回避したとみられる。石破茂首相は衆院選で政権を維持できれば、本格的な人事を行う方針だ。

 新潟県関係では、財務副大臣に自民の斎藤洋明衆院議員(旧新潟3区)が就いた。自民の国定勇人衆院議員(比例北陸信越)は環境・内閣府政務官に再任した。

 首相は4日、衆参両院本会議で初の所信表明演説に臨み、当面の政...

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