
石破茂首相による新内閣が発足した10月1日、新潟県民からは地方の活性化や物価高対策、子育て支援など山積する課題を前に進めるよう求める声が相次いだ。ただ石破氏は、衆院を解散し、衆院選を10月27日投開票とする方針を既に示しており、新閣僚の顔ぶれに「誰がなっても変わらない」と冷めた見方もある。
「賃金が上がって経済が活性化し、新潟県や柏崎市に若者が訪れるようになるといい」。柏崎市の行政書士の男性(43)は、石破氏が力を入れてきたとする地方活性化の行方に注目する。新閣僚の経歴も調べ、伊東良孝地方創生相が北海道釧路市長だったことを知り「経験に期待したい」と語った...
残り614文字(全文:914文字)