
新潟-川崎 前半45分、MF太田修介がDFを振り切ってゴールを決め2-0=ビッグスワン(写真映像部・大橋奎介)
[新潟4-1川崎]リーグ戦で受けた屈辱をまずはホームで晴らした。
川崎には、J1第32節で1-5で大敗。唯一得点したMF太田修介は「絶対にやり返す」と試合後に話していた。その言葉通り、前半45分、MF秋山裕紀のスルーパスに反応し、相手DFと競り合いながらも、最後はゴールに押し込んだ。
センターバックで先発した東洋大4年で特別指定選手のDF稲村隼翔の活躍も光った。DFトーマス・デンが不在で、センターバックが手薄な状況。サポーターらから本人の元に「新潟を助けてくれ」とメッセージが届いていた。
稲村は得意のロングパスを駆使し、新潟の攻撃の選択肢を増やした。連敗中は中央のボールが狙われ、カウンターを受けることが多かったが、この試合は相手に的を絞らせなかった。
第2戦に向けて3点のアドバンテージ...
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