[新潟県高校駅伝]女子の新潟明訓が1区でほぼ勝負を決めた。エース橋本和叶が、下馬評通りの走りでスタート直後から大きく抜け出し、一人旅を続けた。14年ぶりに区間記録を更新し、連覇に貢献した橋本は「チームにいい流れをもたらす走りができた」と表情を緩ませた。
前半から積極的に行ったのは狙い通り。「自分の走りに集中すれば結果はついてくる」。目標タイムより10秒以上速くたすきを渡すと、後続も流れに乗って差を広げた。
昨年、3000メートルの県高校記録を更新した橋本だったが、今夏は調子が上がらずインターハイで結果を出せなかった。悔しさから8月は基礎から見直して走り込み、9月に5000メートルの県高校記録...
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