
新潟県の花角英世知事
新潟県内の養鶏場ではこれまでで最も早い時期となる高病原性鳥インフルエンザA型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気。致死性が高く、冬に発生しやすい。感染が判明した農場ではまん延を防ぐため全ての鶏を殺処分する。農林水産省によると、2022年10月〜23年4月に26道県で84例を確認し、過去最多となる計約1771万羽が殺処分対象となった。この結果、冬場に需要が高まる鶏卵の価格が高騰した。農水省は、日本で人が鶏肉や鶏卵を食べて感染した例はないとしている。の感染事例が10月に上越市の養鶏場で確認されたことについて、花角英世知事は11月1日の定例記者会見で「例年以上に早い警戒が必要だ。養鶏場には危機感を持って細心の注意を払い、努力してほしい」と述べた。
10月31日には、島根県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認され、今季の養鶏場での陽性確認としては全国4例目となった。花角知事は...
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