
新潟県観光立県推進行動計画の素案について議論した検討委員会=11月20日、県庁
2025年度から4年間の観光振興策の指針となる「新潟県観光立県推進行動計画」を策定する検討委員会の会合が11月20日、県庁で開かれ、県が計画の素案を示した。新潟県の根源的価値を「大地と雪の恩恵」とし、豊かな自然や食文化、雪国文化を生かして誘客や観光地域づくりを進めていく方針を確認した。
素案では「戦略的な海外誘客の推進」を重点方針に位置付け、アジアや欧米、オーストラリアの富裕層など消費単価が高い旅行者の誘客に本格的に着手するとともに、通年での誘客を図っていくとした。
一方、人口減少の影響で観光産業では慢性的な人手不足が生じているため、人材確保に向けたセミナーや研修を実施して就労の機運醸成に取...
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