失明は過剰なレーザー照射が原因と主張、損害賠償求め新潟大を提訴　新潟大医歯学総合病院で緑内障手術の60代男性

　新潟大医歯学総合病院（新潟市中央区）で緑内障の手術を受け、左目を失明したのは過剰なレーザー照射が原因だとして、新潟県内の６０代男性が１２月１０日までに、病院を運営する新潟大（新潟市西区）に約５２００万円の損害賠償を求める訴訟を新潟地裁に起こした。

　提訴は１０月２１日付。訴状などによると、男性は２０１０年９月、緑内障の治療で、目にレーザーを照射して眼圧を下げる手術を受けた。６０回の照射を受けた結果、...