
アルコール健康障害対策の次期計画策定に向け議論した委員会の初会合=12月4日、新潟市中央区
新潟県は12月4日、アルコールによる健康障害への対策をまとめた次期計画を策定するため、有識者による委員会の初会合を新潟市中央区で開いた。次期計画の素案を示し、アルコールの影響を受けやすい女性や高齢者への啓発強化、予防や治療を支援するため関係機関による連携体制の構築などを進めることを確認した。
計画はアルコール健康障害対策基本法に基づき、県が2018年度に初めて策定。計画に沿い、アルコール依存症の相談拠点や専門医療機関を新たに設置するなど、県内で対策が進められてきた。
現計画の期間は19〜24年度で、24年度中に8年間の次期計画(25〜32年度)の策定を目指す。策定委には医療や教育のほか、酒造...
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