
東京高裁が入る建物
新潟県の湯沢町が十日町市を相手取り境界線の画定や修正を求めている行政訴訟を巡り、湯沢町の田村正幸町長は12月12日、町が敗訴した場合について「私としては上告の方向で考えたいと思っている」と話し、最高裁まで争う考えを示した。ただ「判決の内容を詳細に確認し、顧問弁護士などと相談した上で最終的な判断をしたい」とも述べた。
12日に開かれた町議会12月定例会本会議の一般質問に答えた。訴訟は、湯沢町と十日町市にまたがる高石山と高津倉山を結ぶ直線距離で約5キロの境界未定区間の画定を求めて、2020年に湯沢町が新潟地裁に提訴した。
23年6月の一審判決は、...
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