
東京高裁が入る合同庁舎
新潟県湯沢町が十日町市を相手取り境界線の画定や修正を求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が11月14日、東京高裁(松井英隆裁判長)であった。原告と被告双方が一部主張が認められなかった一審判決を不服とし、互いが控訴棄却を求めて争う姿勢を示した。
一審判決では、高津倉山北側にある既存の境界線約1・5キロについて湯沢町の請求通り、十日町市側にずらす判断を示した。境界が未画定だった高津倉山南側の約5キロについては、十日町市が主張する境界線を認めた。それぞれの主張の一部が認められない形となり、両市町が6月に控訴した。
口頭弁論では双方から出た主張に対し、次回期日までに反論の書面を提出することを確認した。
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